Melodyne（ProducerおよびStudioのみ）

Melodyne Essentialは、Celemony製品ファミリーの一つでモノフォニック仕様になっています。Celemonyの最上位バージョンであるMelodyne Editorと同じ高品質のサウンドでピッチとタイミングの基本編集を行うことができます。Melodyneを使うと次のことを実行できます。

音程の外れたボーカルやチューニングのずれたメロディ楽器のピッチ補正。

ハーモニーの作成。

メロディー素材とリズム素材のタイミングの間違いのタイミング調整。

オーディオからMIDIへの変換。MIDIでオーディオトラックを鳴らします。ボーカルやその他のオーディオソースをMIDI入力デバイスとして使用（メロディを歌やハミングなどで入力してMIDIに変換）することもできます。詳細については、オーディオからMIDIに変換するにはを参照してください。

MelodyneはARAプロトコル経由でSONARと統合されています（ARAオーディオランダムアクセスを参照）。MelodyneインターフェースはSONARのMultiDockビューにドッキングして表示されます。

一度オーディオクリップがMelodyne Region FXクリップに変換されたら、通常のオーディオクリップと同じように、そのクリップを動的に変更することができます。

クリップは移動、コピー、トリム、ミュート、スリップストレッチまたは削除することができ、Melodyneは自動的にそれに追従します。Melodyneはプロジェクト内のテンポや拍子記号の変更にも従うため、現在タイムや再生の開始/停止をMelodyneから直接動かすことができます。

モノフォニックのオーディオを使用して、個々のノートのピッチ、ポジション、および音の長さを変更できます。ノートの切り取り、コピー、およびクォンタイズを行うこともできます。

複雑なリズムのオーディオやポリフォニックのオーディオを処理する場合、Melodyne Essentialはノートをビートに分割します。同じ拍にあるノートは、Melodyneの「blob」の形状のグループとして編集できます。

Melodyneの各ノートを「blob」と呼びます。

このセクションでは、MelodyneをSONARで使用する方法について説明します。Melodyneのすべての機能の使用についてのチュートリアルおよび詳細は、Melodyneの付属ドキュメント（Melodyneでヘルプ >マニュアルを選択するか、http://helpcenter.celemony.comにアクセスする）を参照してください。

メモ：Melodyne AssistantやMelodyne Editorなど、拡張版のMelodyneをすでに所有しているか、またはアップグレードしている場合は、ご使用のバージョンはSONARにシームレスに統合され、Melodyne Essentialを置き換えます。

 

関連項目：

Melodyneの使用

Region FXの使用

V-Vocal Region FXクリップ

V-Vocalエディタを開く